デジタルハリウッドを卒業しWeb業界で活躍する主婦ママサイトです

STORY02

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憧れの
クリエイターとしての道
飛び込んだ先に出会えた「最高の天職」

笑顔の漆原さん

漆原 のりこさん(STUDIO千葉卒業)
 30代 フリーランスWebデザイナー・イラストレーター・コーダー/千葉県

埼玉県出身。美術大学で油絵を専攻。卒業後はさまざまな職業を経験しながら、好きなことに飛び込める最後のチャンスと デジタルハリウッドSTUDIO千葉に入学。
イラストレーター・コーダー・デザイナーという3つの顔を持つ、2児のママクリエイター。

やっぱりクリエイティブな仕事がしたい

Q1. Webデザインを学ぼうと思ったきっかけを教えてください。

高校2、3年の時、当時はまだSNSもなかった時代だったんですけど、自分でホームページを作っている友人がいました。クリエイティブなことが好きな子で、情報発信の手段として、ホームページを制作していたんです。その子から影響を受けて、私も自分で描いたイラストを紹介するサイトを作ったんですが、それがすごく楽しかったんです!
サイトを作ること自体もそうだし、学校では出会えなかった同じ趣味の友人たちと出会えたこともすごく楽しくて嬉しくて。それこそ当時の自分にしてみたら大発見というか。人生の転機になる出来事でした。

Q2. 学生の頃からイラストを描くことが好きだったんですね! そのままデザインの業界を目指してもおかしくはなさそうですが……

その後、美大に進んで油絵を専攻し、一時は画家の道も目指していたんです。でも、画家の活動と仕事の両立は私には難しかったし、クリエイターの道は職種に限らず激務だという話をよく先輩から耳にしていて。当時の私は、そこに飛び込む勇気が持てませんでした。それで、学校を卒業してからは、営業事務の仕事につきました。

Q3. その後どのようなことがあって、デジハリ入学に繋がるのでしょうか?

大学職員や販売など、いくつかの仕事を経験した後、結婚、出産を経て専業主婦になりました。でも、ずっとこのままではいたくなくて。じゃあ何をやろうかと真剣に考えたときに、やっぱり何かを作り出す仕事、Webデザインを仕事にしたいと思うようになりました。時代も変わって、柔軟な働き方が当たり前になった今なら、仕事と育児を両立しながら、Webデザイナーの道も目指せるかもしれないと思ったんです。ただ、当初私の持っていた技術はあくまでも趣味レベルで実務に耐えるものではなかったし、情報や技術もかなり古いものだったので、思い切ってデジハリへの入学を決めました。

在学中は、クライアントワークに何度も挑戦

Q4. 在学中、印象に残っていることを教えてください。

入学してすぐに募集があった、さくら印刷さんのサイト制作のクライアントワークに、思い切ってデザインを提出したんです。そしたらそれが採用されて! それをきっかけに「私はもっと自分に自信を持っていいんだ!」という気持ちを持てるようになりました。
それ以降は、STUDIO内で開催されるクライアントワークには手を挙げるようになりました。もちろん、採用されなかったものもありますが、クライアントワークはその時のお客様との相性にも左右されますしね。とにかく出し続けることが大事だと思いました。

卒業後は、フリーランスとパートを掛け持ち

タブレットでイラストを描く漆原さん

Q5. 卒業後はどんなお仕事をされていますか?

卒業後は、目標だったデジハリのクリエイターズオーディションにも出場し、お声がけいただいた企業様にお仕事をいただく機会も得ました。
今は、フリーランスでWebデザインやイラストのお仕事をしたり、デジハリのクライアントワークでディレクションをやらせていただいたりしています。
また、フリーランスの仕事とも並行して、主婦ママ向けの求人サイトで見つけたコーダーのお仕事もスタートさせました。そこでは既存サイトの修正やCMSのカスタマイズ、コーディングのお仕事をしています。
複業は色々大変なこともありますが、コーディングのお仕事もイラストを描くのも、デザインも、今はどれも楽しくて!いつか、同じくデジハリで動画を専攻していた夫と一緒に、会社を立ち上げられたらな、という夢も持っています。

Q.6 今の仕事のスタイルで良かったと思うことはありますか?

まず良かったことは時間の融通がきくこと。子供がまだ幼稚園なので、お迎えも早いですし、急に体調不良になることもあって。それと、今飼っている犬が老犬で日常的な介護も必要なので、今の仕事のスタイルで本当によかったなと思います。
それからやっぱり、もともとは画家志望だったので、純粋に絵を描いたり、サイトを作ることでお金をもらえる!ということは最高に幸せです。
あとは、好きな音楽やラジオをかけながら、自分のやり方で集中力や気分をあげられることも、在宅ならではの嬉しいポイントですね。

Q.7 のりこさんにとっては、良い働き方だったわけですね。逆に大変なことはありますか?

フリーランスだけではまだ収入が安定しないことです。それも副業を始めた理由の1つです。それから、常に時間がない中で、仕事をしながら新しい知識を身に付けなければならないことも、フリーランスならではの大変な点ですね。あとは、仕事とプライベートのオン・オフの切り替えも課題です。

子どもが幼稚園に行っている、10〜14時が仕事の時間

Q.8 1日のスケジュールを教えてください。

朝は7時前後に起きます。子供達にご飯を食べさせてから、幼稚園に送り出し、10時から14時までが、パートのお仕事の時間です。その後、子供のお迎えに行って、時期にもよりますが帰ってきてから再び17時くらいまで仕事をします。そして、残りの家事をこなしながら夕食をとって、遅くても22時までには子供たちを寝かせるようにしています。子供たちが寝てからは、フリーの案件をやったり、勉強の時間に当てたり、大体24時半から1時くらいには就寝するという感じです。時間を気にしていないと、楽しくて、ついいつまでも没頭してやり続けてしまうので2時には寝るようにしています。
子供が起きている日中は、なかなか集中して仕事ができない。これは主婦ママフリーランス共通の悩みですよね。

1日のスケジュール

在学中のスケジュール 現在のスケジュール

Q.9 うまく子育てと仕事の両立をされているのですね!

ちなみに在学中、私は週1〜2回しかスタジオには行けなかったんですが、もし行けるなら、STUDIOにはできるだけ行った方がいいと思います。他の人の作品を見ることもすごく勉強になるし、自分の作品を誰かに見てもらうのもとても大切なことですから。卒業後、お仕事につながるような横のつながりを持っておくことも重要です。

入念な確認作業を第一に

Q.10 仕事をする上で心掛けていることは何ですか?

どの仕事でもそうだとは思うのですが、入念な確認作業を第一に心掛けています。今は、他の方が作ったデザインをコーディングするお仕事が多いんですが、自分がデザインしたものと違って、細部まで完璧に把握していないと、思ってもない事故が起こるんです。なので、聞いた内容は必ず自分の言葉でノートにまとめて、漏れがないようにしています。
それから、どんなに忙しい状況だったとしても本やSNSで、日頃からいろんなことにアンテナを張っています。世の中の動きや世代ごとの流行、業界のトレンドを知らずにできる仕事ではないので、ざっくりした意味だけでも知っておくことは重要だと思います。
あとは、コミュニケーションもとっても重要。こまめな連絡となるべく早いレスポンスを心掛けています。
それから、マインド的な部分では、やりたいと思ったらすぐに動くこと。「チャンスの神様には前髪しかない」っていうじゃないですか?怖がって色々考えている時間がもったいない!
それから、やりたいことや将来の展望はなるべく言葉にする褒められたら素直に受け取ることも大事です。私は普段から、「何を考えているかよくわかならない」と言われることも多くて(笑) やりたいことを口にしないとチャンスって来ないんですよ。もちろん、口にすることで怖くなることもありますが、できるだけそうありたいと努力しています。この姿勢も、デジハリで教えてもらえた大切なことです。

恐れを捨てて、大きく出よう

アドバイスする漆原さん

Q.11 今からwebデザイナーを目指す人へのアドバイスをお願いします。

「恐れを捨てよう」
とにかく、この一言に尽きます!
小さく縮こまるよりも、大きく出ちゃった方がいいんです。入学当初は、卒業間際の人がみんなすごく見えるけど、学習期間が長ければ技術的な差は出てくるわけで。もともと持っているもの、バックグラウンドや好きなもの、得意なことは人それぞれ。怖がる必要はない。みんなそれぞれ、必ずいいものを持っていますから。

インタビューを終えて

これまでの経験すべてを、Webデザインの仕事につなげていらっしゃる印象を受けました。とてもアツいメッセージもありがとうございました!

~ 先輩主婦ママの働き方紹介 ~
デジハリでわたしを見つけた
先輩ママの声

ほかにもたくさんの卒業生が
Web業界で活躍しています!

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    なかお ゆい さん (STUDIO千葉)

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    漆原 のりこ さん (STUDIO千葉)

    飛び込んだ先に出会えた「最高の天職」。そこには憧れのクリエイターの道がありました。

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